(福)精神障害者社会復帰促進協会


令和4年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業【お知らせ・最新情報】

令和4年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業

●「こころのミュージック♪」 音楽で交流しました(2023年3月10日,11日開催)

3月10日、11日に音楽ワークショップ「こころのミュージック♪」ふれあい交流会をドーンセンターにて開催しました。府内各地から約40名にご参加頂き、いずれのプログラムも、笑顔あふれる楽しい会となりました。

2つのプログラムを2回ずつ開催しました。

1つ目のプログラムは「今日ここだけの わたしたちの音楽」。シンガーソングライターのひきたまさんと、キーボード奏者の山﨑明子さんにご担当頂きました。

最初にネパール民謡「レッサン・フィリリ」を踊りながら皆で合唱。親しみやすいメロディと振り付けに、緊張がほぐれました。

続いて、参加者が好きな料理を一つずつ出し合い、ボディパーカッション、ヴォイスパーカッションで皆で一つの曲を創作。「カレーライス♪」「餃子♩」「マンゴーラッシー♬」など、順番に言葉と手拍子・ステップを重ね、合唱しました。

最後は「やつらの足音のバラード(昭和のアニメ「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲)」を合唱。

ひきたまさんが合唱の様子を動画撮影し、後日、参加者限定公開で動画をYoutubeにアップして下さいました。

アンケートでは「とても楽しかった」、「祭りのゲストで来て欲しい」、「ピアノも良かった。歌もいろいろあって良かった」、「難しくなく簡単過ぎず、頭と体を使って楽しく過ごせた」といった声を頂きました。

2つ目のプログラムは「聴く・奏でる・即興する」。音楽療法士の加戸敬子さんにご担当頂きました。「こんにちは」の歌で自己紹介した後、澄んだ音色のトーンチャイムや西アフリカ起源の太鼓・ジャンベ、果物や野菜の形のシェイカーなど、様々な楽器が登場。

トーンチャイムで「故郷」を合奏したり、講師や参加者の体の動きに合わせてジャンベを叩いたり、「ドレミの歌」の体を使った演奏、キーボードの連弾、イントロクイズ、参加者が希望する曲の合唱など、盛り沢山の内容。皆さんに積極的にご参加頂きました。

アンケートでは、「楽しかった」、「変わった楽器を触れて良かった」、「メンバーさんのいつもと違う表情が見られ、貴重な時間でした」、「少しずつ利用者が穏やかになっていった」、「施設の中でも音楽に取り組めたらと思った」といった声を頂きました。

音楽を通じて、参加者が自分自身を表現し、交流する機会となりました。スタッフも参加者の皆さんと一緒に楽しく参加させて頂きました。

ご参加頂いた皆さま、ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました!

※令和4年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業
 主催:大阪府 
 主管:社会福祉法人精神障害者社会復帰促進協会
 企画運営:芸術・文化交流事業実行委員会