(福)精神障害者社会復帰促進協会


令和5年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業【お知らせ・最新情報】

令和5年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業

●こころのミュージック♪ 音楽で交流しました (2024年2月9日、10日開催)

2月9日、10日に音楽ワークショップ「こころのミュージック♪」ふれあい交流会をドーンセンターにて開催しました。府内各地から40名にご参加頂き、いずれのプログラムも、笑顔あふれる楽しい会となりました。

2つのプログラムを2回ずつ開催しました。

みんなdeオーケストラ♪♪】
1つ目のプログラムは「みんなdeオーケストラ♪♪」。音楽講師でNPO法人音の風 代表の西野桂子さんにご担当頂きました。

最初に「今日のルールは、何をやっても間違いはないということ。どんなふうに演奏したり、指揮をしたりしてもOK」と西野さん。

ご参加の皆さんは西野さんの身振りに合わせて打楽器を演奏。その後、一人ずつ順番にリズムを刻み、他の参加者はそれに倣って打楽器を演奏しました。

最後はYoutubeのドラゴンクエストの曲をもとに、ご参加の皆さん一人ずつ指揮を行い、他の参加者はその指揮に基づき打楽器を演奏。

「間違いはない」というルールのもと、参加者はリラックスした雰囲気で、全員が初めての指揮に挑戦され、初めて顔を合わせる参加者同士一つになって曲を演奏しました。

アンケートでは「オーケストラの一員になれた」、「今までやったことがなかったので面白かった」、「生まれて初めて指揮が出来て、とても嬉しかった」といった声を頂きました。

【聴く・奏でる・即興する】
2つ目のプログラムは「聴く・奏でる・即興する」。音楽療法士の加戸敬子さん、アシスタントの方2名にご担当頂きました。

澄んだ音色のトーンチャイムや、波の音がするオーシャンドラム、金属製の打楽器アゴゴベル、果物や野菜の形のシェイカーなど、様々な楽器が登場。

珍しい楽器での合奏、「春が来た」「雪やこんこ」など皆が知っている歌の合唱、脳トレになるような体を使った合奏、イントロクイズなど盛り沢山の内容で、皆さんは楽しみながらご参加されました。
アンケートでは「音楽でみんなとひとつになれることが分かった」、「音を奏でるのに抵抗があったが、いざやってみると楽しかった」、「さわったことのない楽器をさわれて良かった」といった声を頂きました。

音楽を通じて、参加者が自分自身を表現し、交流する機会となりました。スタッフもご参加の皆さんと一緒に楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ご参加頂いた皆さま、ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました!

※令和5年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業
 主催:大阪府
 企画運営:芸術・文化交流事業実行委員会