(福)精神障害者社会復帰促進協会


令和4年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業【お知らせ・最新情報】

令和4年度 大阪府 精神障がい者スポーツ・文化芸術推進事業

レクリエーション交流会で和歌山へ(2022年11月22日開催)

11月22日にレクリエーション交流会(日帰りバスツアー)を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大がだいぶ落ち着いていたため、2年ぶりに大阪府外へ。大阪府のお隣の和歌山県を訪ねました。大阪府内各地から56名にご参加頂き、和歌山県が全国一の生産量を誇る梅とみかんをテーマに、農体験を通じて交流しました。

最初の訪問先は、お城を模してつくられた温泉宿の湯浅城(有田郡湯浅町)。釜揚げしらす御膳の昼食を頂きました。湯浅湾では古くから沿岸漁業が発達し、しらすは県内一の水揚げ量。しらす丼は和歌山ご当地グルメ30選にも選ばれているそうです。「しらすを食べるのは初めてだけど、美味しい!」という方も。

続いて紀州梅干館(日高郡みなべ町)にて梅干し工場見学と梅ジュース作り体験。梅干し工場では、梅干しや梅を利用したお菓子などがつくられていく様子を、参加者の皆さんは興味深く見学されていました。

梅ジュース作り体験では、冷凍した南高梅と3種類の砂糖から2種類を選んでボトルに入れ、ラベルを貼って完成。持ち帰った後は毎日混ぜて10日後に完成だそうです。砂糖は氷砂糖・金平糖・きび砂糖から選ぶことができ、参加者の皆さんは、それぞれじっくり砂糖を選び、オリジナルの梅ジュースを作っておられました。

最後は「紀三井寺ガーデンホテルはやし」のみかん園にて、みかん狩り体験。「枝先についているみかんが甘いらしい」「小さめのものが美味しいよ」「私は果物の中でみかんが一番好き!」といった話をしながら、笑顔でご自身で収穫したみかんを堪能されていました。

帰りは渋滞に巻き込まれ、天王寺への帰着時刻が予定よりも1時間30分も遅くなってしまいましたが、皆さん文句も言わず、運営にご協力下さいました。

ご参加頂いた皆さんからは、「とても楽しかった」「帰ってからも、和歌山での体験の話題で盛り上がっていた」「コロナでなかなか外に出る機会がない中、久しぶりに利用者さんの笑顔が見られた」「旅行っぽさを久しぶりに体験できた」「次回も参加していろんな人と交流したい」「自分でもぎ取ったみかんは美味しかった」「梅ジュースが完成する10日後が楽しみ」「昼ご飯はみな美味しかった」といった声を頂きました。

個人でご参加の方も、個人参加者同士で仲良くなった方もおられたようで、事務局としては嬉しい限りです。

ご参加ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!